下北沢W邸
2つの四角いボリュームに分けられた住宅で、半透明のベールに被われた道路側ボリュームと、RC造の硬質な奥のボリュームから構成されています。 道路側のボリュームは光の透ける有効パネル(パンチングメタル)で被われており、パネル越しの柔らかな光が内部のプライバシーを確保してくれます。 昼間はどちらも同じような開口が空いているように見えますが、夜になると道路側ボリュームの開口の大きさが浮かび上がる仕掛けとなっています。 明るい道路側ボリュームはアクティブな諸室に、硬質な奥のボリュームはプライバシーのある諸室に配置しています。
:設計/西森事務所(チーフアーキテクトとして担当)
設計 : 西森事務所 担当/高田哲仁
構造設計 : オーノJAPAN 担当/大野博文
施工 : 株式会社市川建設
主要用途 : 個人住宅
構造 : RC造 + 鉄骨造
敷地面積 : 207.16m2
延床面積 : 263.47m2
所在地 : 東京都世田谷区
竣工写真 : 鳥村鋼一写真事務所 鳥村鋼一